ネット予約をしていた平成29年度第3回キトラ古墳壁画特別公開を見てきた。

駐車場は9時ジャストに開門されて15分後でまだ少し空きがあります。

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ここが満車になると少し離れた第二駐車場となります。

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予約は第2班でしたが、現地受付けで第1班に変更してもらいました。

今回の公開壁画は東壁に描かれていた青龍です。

青龍は最も汚れがひどくて良く見えないと聞いていたが、照明が暗くて真っ赤な舌も

よく見えませんでした。これでキトラ古墳の四神全部を見たことになります。

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第1回目の公開(平成28年9/24-10/23)は、南壁の朱雀と西壁の白虎と天井の天文図でした。

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第2回目の公開(平成29年1/22-2/19)は、北壁の玄武でした。

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キトラの見学が早く終わったので、帰路の途中で行われている高松塚古墳壁画の

修理室公開に立ち寄った。

駐車場には満車の立て看板が出ていましたが、運良く1台が出てくるところで難なく

駐車できました。時刻は丁度10時でした。遠足の小学生が大勢いました。

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こちらは、5/18 でネット予約してましたが、受付けで聞いてみると1名なら15分後の

第6班に空きがあるとのこと。5/18 の予約をキャンセルしてもらった。

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集合までに5分ほどあったので、近くの飛鳥歴史公園館を覗いてみた。

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中では、銅鏡の鏡磨き体験をしていたご夫婦が居ました。聞くと30分以上サンドパーパーで

磨かなければならないそうです。壁画鑑賞を終えて確かめに再度きてみると

まだ磨いておられたが、大分光って顔が写るようになっていました。

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前3回の見学ではここで事前講習があったのですが、今回は勝手にビデオを見といてでした。

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集合から10分経って、修理作業室に案内されました。

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以前はなかったオペラグラスの貸し出しがありました。

持ってきた8倍双眼鏡は遠くを見るには良いが、近くを見るには適していないので

ありがたかった。

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今回の目的だった美しくなった女子群像は、修理室最奥のガラス越しに配置されていた。

以前に見た時とは明らかに表面の黒いカビが除去されていて良くなっていた。

でも、修理作業室での壁画鑑賞では壁画を正面にして見られないので細かいところが

分かりにくい。真正面から見てみたい。

何でも、凝灰岩の石がもろくなっているので、見やすくするために石を斜めにしたり

立てたりすることができないそうです。

今回も解説者が女子群像のスカートに色の塗り忘れがあるとのことに全く気づかなかった。

キトラ古墳壁画と同様に、早く展示室を建てて見やすくしてほしい。

高松塚古墳壁画の修理は当初予定の10年が今年で終わるそうですが、完了はもう少し

先になるそうです。

以前の見学では、発掘編と解体編の立派な解説書を頂いたが、今回はなかった。

次の見学会ではどんなものを公開されるか楽しみです。